中国株=股・離婚がブーム?
 2年前、上海市民の9割が買っていたもの、それは、中国株だということをご存知でしたか?
 いかに中国で株を買うことがブームだったのかがわかります。
 ところが最近のブームは今までとは様子が違うようです。
 「中国株」を中国語では「中国股」と書きますが、実は、この中国股が原因で離婚することが流行しているというからビックリ。
 中国株の時価総額は東証一部の約半分もあります。数年前は、たった5分の1の時価総額だったのが急激に拡大していているのです。
 中国経済の成長とともに拡大する中国の株式市場、それにあやかって、お金持ちになってやろうと、こぞって皆が中国株を買ってみたのです。
 数万円から買えるから、宝くじを買うギャンブル感覚でちょっとずつ購入していました。
 そんな中国人たちの多くが、本当にいきなり金持ちになったのです。
 確かに数年前は、中国人だけでなく日本人でも1000万円以上も儲けた人がゾクゾクいました。
 「中国株でお金持ちになった男性」・・それは、とってもステイタスが高い男性なのです
 そんなお金持ちと結婚した女性たちが、最近では「離婚届」をつきつけてきているそうです。
 リッチな金持ちと結婚したと自慢していた女性たちが、嫌気をさしてる原因は株価が下がって、お金がなくなったからだそうです。
 「だからって即離婚しなくたっていいでしょ?」そりゃ。私だってリッチな男性のほうが好きにきまっているけど、すぐに離婚までしないでしょ。「中国人の女性はなんでもはっきりしている。お金がなくなったら興味もなくなるんだよ?」投資顧問会社勤務の中国人の男性も嘆いています。
 「あんなにもっていたお金どうしたの?」
 と、奥さんに追求されて「株価が下がったからしかたがないんだよ」と言い訳も問答無用。「あの時、私が株を売りなさいといったのに売らなかったからよ。なんで私のいうとおりにしなかったの?」
 確かに数年前に比べると、現在の株価は低迷しています。
 しかし、昨年は、某自動車会社の中国株はたった半年ほどで2.5倍も上昇しました。「プロのくせになんでこうなるの!」
 奥さんに言われ続けてもうすぐ離婚だと嘆いています。
 個人投資家が9割を占める中国株式市場、皆が奥さんと離婚したくなければ株を買えば上がる可能性はあるってことです。
 中国株=中国股。男女の繋がりを強めるためにも株価は上昇して欲しいものですね。