9月27日 J-WAVE
気になるニュースにフォーカス!「KONICA MINOLTA MORNING VISION」
 http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.htm
 
尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、逮捕された中国人の船長は、
29日の拘置期限を前に処分保留のまま釈放されました。これに対し、中国は「謝罪と賠償」を要求しており、事態は長期化する恐れが出てきました。
 
今朝は、中国経済ジャーナリストの、柏木理佳(かしわぎ・りか)さんに、お話を伺います。
 
■“日中関係を考慮して”釈放に至ったということですが、
 日本がこれほど中国に対して弱腰になる理由として何が考えられますか?
  ⇒①中国経済依存:円高、中国進出企業への悪影響、中国国内での日本製品の消費、非売運動、レアアースの輸入ストップ、各産業において生産量世界一の中国は価格決定権を持ち、いくらでも日本に不利になる価格にできる。
②外交下手:拘留延長時点で、中国が反発した場合の影響を視野に入れるべきだった。目的、今後の尖閣諸島への対応など詳細において説明するべきだった。
 
■この事件を、国際社会はどのように見ているのでしょうか。
   「日本政府は、ますます、交渉が下手な国。中国になめられただけ」という印象。
・韓国メディアは、「日本が中国に白旗をあげた」「中国の圧力にひざまづいた」と報道。
・東南アジア諸国は日本へ失望
(南シナ海の領有権)、インドとも領土問題がある
・アメリカも中国を刺激しないよう配慮している状態。
<オバマ米政権がブッシュ前政権の政策(2004年、尖閣諸島は1972年の  沖縄の施政権返還以来、日本の施政権下にある。日米安保条約第5条は、条約が日本の施政下にある領域に適用される。安保条約は尖閣諸島に適用される―と公言)を変更、日米安全保障条約の適用対象」と直接的に言及するのではなく、対外的に間接的な言い回しにとどめる方針を決め、中国を「刺激しないよう配慮している」>
 
 
■日中対立、長期化しそうですが、根本的な解決の糸口はどこにあると思いますか?
  ⇒経済的な折り合いを付けていく。
政府間だけでなく民間レベルでも関係修復に力を注いでいっては。
中国経済ジャーナリストの、柏木理佳(かしわぎ・りか)さんに、お話を伺いました。