9月26日 7:40 http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.htm
気になるニュースにフォーカス、MORNING VISION。
きのう、消費税が5%から10%に上がった場合の、年間の家計負担額が
11万5000円になる見通しだ、というニュースをお届けしましが・・・
*これは政府が見積もりを出したもので、40歳以上の会社員の夫と、
専業主婦、それに小学生の子供2人の年収500万円世帯という条件。
*政府は今回の計算については公表しない方針。
私たちの生活に直結している消費税に関わる計算を公表しない、というところに
不信感を感じてしまいますが、今朝は生活経済ジャーナリストの、
柏木理佳(かしわぎ・りか)さんに、お話を伺います。
柏木さん、おはようございます・・・
▼まず、今回、政府の計算で出てきた家計負担額の増加額、11万5000円と言う数字について、
柏木さんはどのようにご覧になっていますか?
●金額は民間の調査よりも少なく、どんな試算をしたのか公表せず、疑問に思う。
●2011年昨年のすべての世帯が支払った消費税の平均は16万6966円、それをもとに2015年、10%になったときを想定すると33万3932円(日本生協連消費税しらべ)
●大和総研の予想では、子供2人、妻専業主婦、年収500万円→16万7000円
▼今回の、「40歳以上の会社員の夫と、専業主婦、小学生2人の世帯」という家族構成の条件付けから、
何か政府の意図、と言うのは見えてくるでしょうか?
●世帯は多様化している。独身世帯(老後含む)が27%でもっとも多く、夫婦のみが22%、子供がいる家庭は25%。しかし子供が2人いる世帯は10%のみ。
●あらゆる世帯のサンプル数字を出し、議論するべきだった
●今からでも試算方法などの公表を求めるべき
柏木さん、ありがとうございました・・・
※・・・
KONICA MINOLTA MORNING VISION。
今朝は、消費税増税に関する政府の計算から見えてくるものについて、
生活経済ジャーナリストの柏木理佳(かしわぎ・りか)さんにお話を伺いました。
7:44:00 HH 40”