日刊現代11月8日号
共産中国いま何が起こっているか
人事の最大の焦点は、胡錦濤が軍事委主席に留任で
きるかどうかでした。
どうやら留任は固まったようです。胡錦濤は軍のトップに残るだけでなく、
自分に近いハン長竜上将(65)と許其亮上将(62)を軍事委員副主席に就ける
人事も決定している。2人とも胡錦濤が最高位の上将に昇格させた。さらに、30年
近く側近として支えてきた陳世炬という人物が軍事委の弁公庁主任に就くとメディアが
報じています。弁公庁主任は首席秘書官のような役職。胡錦濤は完全に軍を押させた
形です。