女性自身 4月から値上げ丸わかりリスト
2018年3月20日発売(4月3日号)
https://www.kobunsha.com/shelf/magazine/current?seriesid=101001
新年度スタートとなる4月は、さまざまな値上げ、税制改正時期でもある。
今回は突出した値上げは目立たないが、日々の出費となる飲食費、公共料金など全体的にジワジワと、少しずつ割増しになっている。これまでどおりの生活を続けていても、一軒家の5人家族で試算すると、月に約1万円の支出増となる。
業務用のビールが、4月から値上げされる。店によって仕入れ値が違うため、具体的な価格はわかりませんが、10%前後の値上がりが予想される。格安居酒屋の生ビールや、飲み放題の価格に反映されるだろう。
さらに今年4月からは、南米チリ産のワインなど、一部の小売りワインの仕入れ値が5%ほど値上がる予定。
しんせい、わかばなど低価格の紙巻タバコ6銘柄が対象。4月1日より一箱あたり40円の値上げとなる。タバコに関しては段階的に値上げ方向にあり、女性も利用している加熱式タバコの税率も、紙巻きたばこの7割〜9割まで引き上げられる。年内の値上げもあり得るだろう。

毎日利用する、身近な食品では、たとえば納豆は、有名メーカーが5月に10円〜20円値上げします。原因としては、原油価格の高騰により、納豆のパックの費用があがったことなどが考えられる。
40歳以上が支払う介護保険料も、4月から負担増だ。たとえば65歳以上(第1号被保険者)だと、新宿区の場合、これまで月5千900円だった介護保険料が6千200円、札幌市は月5千177円が5千773円、大阪市にいたっては、6千758円が7千927円と、1千円以上の値上がる。
電力大手10社は、3月と比べ25円〜70円を引き上げると発表。火力発電の燃料となる原油や液化天然ガスの高騰が要因です。同様に東京ガスも、4月に35円〜45円程度の値上げする見通し。
今後は、水道料金も値上がり傾向にある。全国各地で、水道管の老朽化が問題になっております。地震のリスクも高まっている事から、修繕が進められている。15%〜20%ほど水道料金が高くなっている地域もある。