2018年5月17日
J-WAVESTEP ONE」9:00~13:00 http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/scene/
「ビハインド・ザ・シーン」(ちまたで噂のニュース・トピックの背景、裏側に迫るコーナー)9:20~9:30
「賛否両論!いざか族問題に迫る!」居酒屋に子供を連れて行くのはアリ?ナシ?

背景)
―若い世代は、居酒屋いかず、お酒も飲まなくなり、自宅で弁当を食べている。残業代カットで会社員も節約し、会社員による居酒屋離れが進んでいる。
―ファストフード、ファミリーレストランは売上、客数も伸びているのに、居酒屋は9年連続前年を下回っている。
ー業界全体でファミリー層を取り込もうという動きが起きている事から。
―もう1つは、待機児童で小さい子どもを預けられない母親が、子連れで行ける店がなく、時間を気にせずに過ごせる居酒屋を選ぶ人も増えている。ランチ時間前後はゆっくりと食べる子供といっしょだと嫌な顔をする店が多い。また、ファミレスは2階が多くベビーカーを運ぶのも大変、日中入れる居酒屋は便利。需要と供給がマッチしている。

反対派)タバコ、大人の行く場所
―最近は、喫煙・禁煙、家族向けとスペースを分けている店も増えている。ランチ営業していたり、夕方4時くらいの早い時間から開けているから、サラリーマンが来る夜78時には帰れる。

居酒屋も工夫)
居酒屋が“ファミレス化”している。レジ前でおもちゃ販売、トイレにはおむつ取り替え台、子供用イス、おもちゃつきお子様メニューもある。
―古い居酒屋でもだだっ広い畳の部屋は、幼稚園保育園の親睦会には便利。30人規模の団体で予約できる店は少ない。下の子供の赤ちゃん連れを寝かせるのに畳は便利。


今後は)
―働く人口が減少している中、いままでの会社員の顧客を維持するのは難しい。ある大手居酒屋も介護など他の事業が6割を占めるようになり、居酒屋の今後の生き残りは厳しい。新しい顧客を取り込まないと先はないだろう。義理の母親などを家に招くと、掃除や料理をチェックされることもあるが、近くの居酒屋だとファミレスよりアットホームな印象でくつろげる。4時頃から会社員が来る8時前に帰宅すればいい。祖父母が気に入れば友達の高齢者の利用者も増えるだろう。
―分煙やスペースを分けたりと、新しい工夫、取り組みが進んでいけば、お客さんも居酒屋業界もWINWINの関係になっていくと思われる。