み~んな客室乗務員はやっている!お金いらずの「うる肌」キープ術
乾燥に負けない美肌特集1
お風呂のお湯で加湿するテクから、ン万円高級クリームまで元CA(客室乗務員)さんのベテラン乾燥対策

現在は新しい分野で活躍されている元客室乗務員の方に現役時代のスキンケアだけでなく、現在の乾燥対策まで教えてもらいました!

現生活経済ジャーナリスト柏木理佳さん
美容対策は「続ける」ことが大切。できることから実践をとにかく美人が多いという印象のCA さんですが、勤務時間の不規則さや機内の乾燥など、お肌には過酷な労働環境だそう。
「飛行機の中は『一本のフライトでシワが一本増える』といわれているほどの乾燥。とくに朝は紫外線も強いのか、実感としては3 歳老ける感じ。飛行機の中は忙しくて、必要最低限のことしかできませんし」柏木さんがCA 時代に培った保湿術は、代表とすると以下の4 種類。さすが生活経済ジャーナリスト、手軽にリーズナブルに実践できるのが魅力的です。
「お風呂にゆっくり入る、温かい飲み物を選ぶ。カンタンにできる保湿対策はたくさんありますよ。保湿や美白対策は、何よりもまず続けることが大切ですから」

テク1 乾燥には油分より水分。チープな化粧水を贅沢に使う
デイリーユースとは別に、“乾燥対策”用の化粧水を用意する、という柏木さん「収れんタイプで乾燥肌向け、しかもドラックストアなどで買える3,000 円くらいのものを、一度に3 分の1くらい使うような気持ちで、時間もタップリかけて水分補給。肌が柔らかく感じられるまでくり返しパッティングしています」。

テク2 フライト後はパセリ水洗顔で肌にもビタミンC を補給
美白に限らず、お肌にとってはマルチに必要なビタミンC。「付け合せのパセリを食べることは少ないですよね。だから海外では滞在先のホテルに持ち帰り、一晩冷水につけて、次の日はその水で洗顔をしています。代わりに付け合せのフルーツでも○。水は水道水を一度沸騰させればOK」。

テク3 お風呂にお湯を張って空気の乾燥を防止
「ホテルでは浴室にお湯を常に張り、ドアを開け放しに。仲間ウチでよく言われていた方法ですが、基本中の基本。CA はアナウンスも仕事のうち。乾燥はノドも傷めるので、肌だけでなくノドも保護しておきました」。また濡れたタオルを部屋に干すなど、小さな工夫もわすれません!

テク4 ファンデはリキッド!少しずつ肌になじませて
「CA 時代よりは、むしろ最近ですね、乾燥を実感するのは」とおっしゃる柏木さん。明るいお肌はつるつるで、とてもそうには見えませんが・・・。「それはリキッドファンデーションを30 分ぐらいかけて、ゆっくり肌にのせているから。支度を進めながらまたつけて・・・とくり返します」。乾燥だけではなく、お化粧崩れ対策にも。

Profile 神奈川県出身。元国際線客室乗務員。NHK 契約キャスターを経て現在は富士通総研研究員、生活経済ジャーナリストとして活躍中。『国際線スチュワーデスのリッチな節約生活』(小社刊)をはじめ、著書多数。

乾燥に聞くと噂のマスクを元CA がお試し!
元CA さんたちの中でも、美容テクには定評がある島田律子さんと柏木理佳さん。たくさんのテクを紹介していただきましたが、さらに噂の高級マスクを試していただきました。
入浴時につけるだけ!シワやたるみ改善にも入浴時に着用するマスク、ろいうのを体験するのは初めて。何度も使えるので経済的ですね。マスクを着けた後は肌の代謝がアップしたせいか、顔が少し赤くなってしまいました
が、しばらく経ったら元に戻りました。少しゲルマニウムの臭いがするので、気になる人は自分の好きな香りの入浴剤をつかうといいかもしれません。
実感したのは保湿よりもむしろ小顔効果です。肌のたるみが気になっていましたが、全体的に引き締まった気がします。
効果は半永久的!経済的で高機能の自宅エステが実現
「ラジウム効果」「マイナスイオン効果」「遠赤外線効果」の3美活肌法により、肌細胞を根底から変化させます。驚異のパワーを持つ玉川温泉の花鉱石を高配合し、老廃物排出や小顔づくりにも役立ちます。また、ラジウムマスクは消耗品ではなく効果は半永久的なもの。ラジウムマスク¥39,900/サンレホルム

からだにいいこと2007 年1 月号