ハルピン出身の趙文卓
 黒龍江省の哈爾浜(ハルピン)出身のイケメン俳優、趙文卓(ジャオウンジュオ)はテディベアを集めるのが趣味です。
 だからといってホモでもナルシストでもありません。身長176センチ、胸板が厚くムキムキの鍛えられた体は(私は趣味ではありませんが)欧米の女性たちの間で熱狂的なファンがたくさんいる理由です。
 武道の先生だった父親の影響でしょう。8歳のときに武術を習い始めます。300以上の武術の技を学び、16歳からは中国武術大会・剣術部門で優勝しました。
 ニックネームは「三多」です。3人兄弟の末っ子として生まれたからです。お兄さんが二人いたので、両親は女の子をほしがっていたのにまた男の子が生まれてきたので、かわいそうなことに「三多」(三番目に余分な物)と呼ばれていたのです。三番目だったからなかなかオモチャを買ってもらえなかったからだそうです。だからそのときもらえなかったテディベアを集めるのが大好きになったとのことです。
 ところで、最近、ワイドショーでは趙文卓の話題で持ちきりです。
 昨年の9月に隠し子が発覚したのです。学生時代から長年付き合っていた同じハルピン出身の女性との間にできた子どもです。すでに2歳になっています。でも結婚はしていませんでした。
 実は、そんな騒動の中でもかまわず別の女性との結婚を発表しました。お相手の女優、張丹露(ジャンタンル)とは過去に恋人役として共演したことから深い関係になったのです。これまでも共演したさまざまな女性と浮名を流してきましたが、彼女に決めた理由はとっても熱烈なアタックでした。なんと9999本のバラの花を贈ったのだそうです。
 趙文卓は1972年、4月10日生まれ、中国アクション映画界においては若手のホープです。カンフーの世界では次世代の星です。代表作には1995年香港で放映された「ブレード(刀)」、2001年の「英雄・鄭成功傳(国姓爺合戦)」があります。
 若くていい男性をゲットするためには私も9999本のバラで勝負してみます。