9月日は防災訓練の日ですね。日本は地震大国ですが、いつ関東でも大地震が起きてもおかしくないといわれていますね。そんなときまず守りたいのが家ですよね。そのために地震保険というのがありますがお二人は加入されていますか?
地震保険っていつ加入するの?マンション引越したり購入したときに自動的に入っているんじゃないの?・・・火災保険には入れば自動的に加入されるのでは?など。意外に覚えてない人が多い。この地震保険は、地震保険単独では加入することはできず火災保険に加入してはじめてセットで加入できるのですが、地震保険に加入してる人は3割しかいないといわれています。火災保険だけに加入していても、地震や津波が原因で「火災が発生して火災によって損害がでても」それは補償されないのです。
では加入していれば安心かというと、そうではありません。絶対に確認しておかなければならない注意点があります。
まず地震保険の対象となるのは、居住用の建物と家財で、事業用の建物オフィスビルなどは補償の対象とはなりません。
(スーパー)
注意点  対象・・・○居住用の建物、家財
            ×事業用の建物
また、実際に損害を受けた場合に、地震保険で補償されるのは、実際の損害額ぜんぶではなくこちらのように決められています

注意しなければならないのは、3種類の分類・割合でしか適用しないことです。全損と半損の間であっても75%などという割合はなく、このうちのどれかに分類されます。では、どうやって全損と決めるのか?
例えば全損の場合は、主要構造部の損害額が時価(今の価格)の半分以上、床面積の7割がなくなっていなければならないなど、 そのわけ方は損害金額と時価の割合、床面積などによって細かく決められています。
(スーパー)
全 損:主要構造部の損害額が時価の50%以上、または焼失あるいは流失した部分の床面積が70%以上である損害
一般的には地震保険の契約金額は、建物5,000万円、家財1,000万円を限度としています。それ以上の保障が欲しい方は上乗せできるような新たな商品もでているので加入する必要があります。
いま、火災保険にだけ加入しているという方、途中からでも地震保険に入れます。ちなみに地震保険は保険会社と国が補償しますので、掛け金は住んでいる場所によってかわります。マンションが多い都市部のほうが高く設定されています。また耐震用のマンション(耐震等級)に住んでいる方は割引(10%~30%)があります。
たとえいろいろな規制があっても地震によってもらえるかもらえないか大きな違いがあります。阪神淡路大震災で一文無しになったという声をたくさん聞いているはずです。地震保険は加入しておいたほうがいいと思います。