スーパー大手がインターネットで商品を販売し、
宅配までを行う「ネットスーパー」が、注目を集めています。
*すでに、イオン、ユニーが導入、今月には、ダイエーも本格に参入予定。
*日経産業地域研究所の調査によると、「1年以内に利用を始めてみたい店・サービス」の項目で、
  ネットスーパーはトップに。
今朝は、このネットスーパーの実態について、生活経済ジャーナリストの 柏木 理佳(かしわぎ・りか)さんに、お話を伺います。

■まずは、この「ネット通販」、拡大の背景にある要因は?
※小売業者にとっては、展開地域外の顧客や若年層の獲得が目的。
商品を選びたい。(でもスーパーで手で触って選ぶことが正しい商品選びにつながらない時代荷。ブランド産そのものへの不信と自分への不信が背景)。新聞折込のちらしもスーパーのサイトでみられる時代、むしろ通販時代、便利さを追求する価値観のほうが大事と思う人が増えている。
⇒ 消費者にとっては、どのような“メリット”があるのでしょうか?
①こだわりの選択:SALEなどの勢いや雰囲気に負けてしまわずに、自分で商品をしっかり選んぶことが
  できる。
②高齢者:妊婦:子供などにやさしい:スーパーの寒い冷房の中、重い荷物もって並ばなくてもいい。高齢者に
  とってはキャベツ一個、牛乳1本でも重い。
③無料で宅配してくれるサービスもあり、移動にバスやガソリン代もあがり、車利用したくない人にはお得。
■一方、様々なところで“食への不安”が叫ばれますが、
商品を画像でみるだけで購入する「ネット通販」への
  不安は解消できるのでしょうか?
⇒ 消費者と販売側の“信頼関係の構築”がポイントに。
①実際に食べたあと、スーパーに感想をのべるくらいの関係になることが大事。スーパーも食品の感想を書く
  葉書サービスなど工夫が大事。
②選択するときに目で見て触れないからこそ、商品への信用や産地の名前に依存することに。
■今後、スーパー以外の業種も「ネット販売」を拡大すると見られていますが、サービス競争など、どのような展開が起きると予想できますか?
※ネット上ですと、単純に他社との“価格比較”が容易になるかと思いますが・・・。
①ネットスーパーがはやれば価格競争も激化。
②これまでスーパーが遠い人、重い人が近くのコンビニで購入していた人が、特売品も数時間以内に配達可
  能になればネットスーパーで購入するようになりコンビニに悪影響。
③照明などで写真では新鮮な野菜になっていても実際には違う場合も。毎日ネット上の野菜の写真をとりかえ
  ているのか、確認する必要あり。
④スーパーによっては営業ノルマ的に電話営業や翌日配達もあり新鮮さにかけるところも。配送設備、流通ル
  ートなど確認が必要
⑤生協の一人勝ちが終わる。スーパーに並べられない種類と量と質の比較に。スーパーの比較というよりも、
  産地から直接購入、その途中にスーパーがいる。ネットスーパーは楽天ショップのような役目になると予測。
 
無農薬農家から直接購入すると会計がばらばらになるからまとめるために一つのスーパーでまとめるとポイ
  ントがつくなどの付加価値での利用になるだろう。
以上、Berlitz Morning Eye でした。