世界的な不景気となった2008年ですが、ここにきて各家庭にとって“朗報”ともいえるのが電気料金制度改定のNEWS。
*一時は、世界的な原油高から電気料金も上昇しましたが、景気不安を受けて原油価格も急落。電力会社の燃料調達費が圧縮できるほか、来年5月分からは、料金制度の改められることになりました。
今朝は、この新しい電気料金制度について、生活経済ジャーナリストの 柏木理佳(かしわぎ・りか)さん にお話を伺います。

■ 来年5月から改められる「燃料費調達制度」。これまでの制度と比べて、どういった点が改善されているのでしょうか?
⇒ 現在は、下落傾向にある原油価格ですが、仮に再び減少に転じた場合は??
○電気料金は、原油価格の変動が、直接反映されている、制度になっています。反映されるまでには6ヶ月かかっていますので、今年の夏の原油価格がやっと来年の1月に反映されるわけです。しかも料金を改定するのは3ヶ月ごとと決まっているため、今年のように価格の変動幅が激しい場合は、原油は下がっているのに電気料金は上がっているというギャップがでていました。やっと原油が下がったのに電気代はこれまで高いままという消費者の不満が解消され、暮らしにわかりやすくなります。
■この新制度導入によって、電気料金は、どれくらい値下がるのでしょうか?
⇒ 実際、この制度により値下がるのは、いつ頃から?
○新制度が適用されれば、来年の5月から
○東京の一般家庭で今年9月で平均が6700円あまり、来年1月から3月まで7200円とあがりますが、5月以降は6000円まで1000円も下がる家庭もでます。=暮らしにすぐに反映されやすくなり、わかりやすくなります。
○ちなみに、電気料金は、契約のアンペアで決められる「基本料金」と使用した電力によって計算される「電力量料金」でなりたっていますが、節約方法として契約アンペアを下がる方法があります。
一般の家庭の目安は30アンペアから40アンペアですが、30アンペアにすると毎月200円の節約になり、ブレーカーが落ちないように工夫するといいです。私は洗濯機など毎回使い終わったらコンセントから電源を切るだけでなく、そのブレーカーを下げるようにしています。こまめにやると毎月1000円もかわりますね。省エネのためにも節約のためにも効果的です。
※ (軽く〆て)
柏木さん、ありがとうございました。
・・・・・・・MORNING ・・・EYE、今朝は電気料金の制度について、生活経済ジャーナリストの柏木理佳さん にお話を伺いました。