テレビ東京
トコトンハテナ http://www.tv-tokyo.co.jp/tokoton/backnumber.html
9月27日日曜日18:30~19:00放送
「アルバイトの時給どうなっているの」
・失業率が過去最高の5.7%を記録。
平均年収も10年前と比べると、およそ30万円ダウン。
・そんな状況下のアルバイトの時給は
どうなっているのでしょうか?
~今の時給は、昔に比べてどうなんでしょうか?
のび率はどうなんですか?
・バブル直後の伸び率に比べると、金融危機の影響で逆にマイナスへと下がっている
・またバブル直後は正社員の給料の時給換算の3分の2でしたが、ここ10年は2分の1。
→正社員との格差が広がった
~ちなみに、最低賃金ってどうやって決めているんですか?
・地域別、産業別に最低賃金が決められる。
その方法は企業側と労働者側の協議を経て、最終的に各都道府県の労働局長が決定する。
→国が決めているようにみえますが、いちお現場でも話し合いはされている。
~人気があるアルバイトは、それだけ競争率が高くなるんですか?
・競争率が高くなるだけでなく、シフト制のところは長時間働きたくても
決められた時間以上働けなくなることもある。なかなか思ったように働けない現状がある。
~今は高いアルバイトも、このまま不況が続けば下がっていくんでしょうか?
・アルバイトの時給はマクロ経済から1、2年遅れて影響を受ける。
しかし、アルバイトの時給は生活保護支給額にも影響。
生活保護支給額を時給で計算すると、最低賃金を上回っている都道府県が3分の1も。
「働かないほうが得」!そういった意識を持たせないためにも、今後は最低賃金を上げることに
調整される。
~内職は、最低賃金はあるんですか?
・最低賃金を下回っても問題はない。時間として拘束されていないから。
子育てをしながら自由な空間の中でマイペースで働けるという環境だから。
~アルバイトっていうと学生っていうイメージがあるんですけど、
今はアルバイトする人も昔と変わってきているんですか?
・学生は卒業してもそのまま就職せずに24歳ごろまでアルバイトを続けている人が増加。
・35歳から54歳、正社員としてリストラされた層はアルバイトには移行していない。
・昔は「遊ぶため」に働いていたが、今は「生活のため」にアルバイトする人が増えている。
~以前はフリーターがもてはやされた時がありましたが、
そういう働き方はこれから先どうなるんでしょうか?
・副業を認める会社が増えている。
・若者だけではなく、中高年、お父さんも一人で2-3つのアルバイトをかけ持ちする時代へ、
多様化するかもしれませんね。