2018年6月19日発行(7月3日号)
女性自身
金ジョンウン体制救済のために日本の血税3兆円超
日本と北朝鮮の貿易の再開で松茸の価格破壊
北朝鮮が瀬戸際外交から経済開放にかじを切れば、日本の家計にも大きな影響がでる。
そもそも、経済制裁が行われるまで、日本と北朝鮮は貿易を行っていた。2004年、日本の輸出額は95億円、輸入額は180億円。
経済制裁により段階的に貿易量が減り、2010年からは輸出入はゼロ。過去の取引もあるので、仮に制裁が緩和されれば、すぐに貿易は再開される。
北朝鮮はエビ、カニなどの甲殻類の漁獲量が多く、ウニも豊富。かつてはズワイガニを日本に輸出していた。こうした食材が輸入されると国産よりもかなり低価格になるはず。
金委員長が繊維工場を視察する様子を国営放送が報道しているが、繊維技術は非常に高い。人件費は1時間10円ほどと言われており、ユニクロなど、安い労働力を求める企業が注目していると思う。
農業分野でも天然資源も可能性がある。北朝鮮は100種類以上の鉱物が埋蔵されていると見られている。
特権階級が住む平壌では、中古の日本製トラックやオートバイ、白物家電のニーズは高い。デパートには日本製の化粧品、お菓子や清涼飲料水が陳列されている。