このところのサブプライムローンによっていたるところで打撃を受けていますね。これから企業の再編がすすんだり、まだまだ長引きそうですね。
ご自分の加入されている保険会社が倒産しないか?と心配な方もいらっしゃると思います。今回は、緊急対策としてその見極め方をお伝えします。
まず、確認してほしいことは3つあります。①ソルベンシーマージン比率 ②格付け③財務状況
ご自分の加入されている保険会社が倒産しないか?と心配な方もいらっしゃると思います。今回は、緊急対策としてその見極め方をお伝えします。
まず、確認してほしいことは3つあります。①ソルベンシーマージン比率 ②格付け③財務状況
①ソルベンシーマージン比率とは、一言でいえば「支払余力」のことです。予測を超えたリスク(株の大暴落)などに対する支払余力どれくらいあるのかを示していたものです。自己資本金などを保険や予定利率などのリスクで割るなどして計算します。(自己資本金(有価証券や土地など含み益)÷リスク相当額(保険リスク、.予定利率リスク、.資産運用リスク、.経営管理リスクから計算)X0.5X100で計算)
一般的にこのソルベンシーマージン比率が200%以上あれば安心とみられていますが、それでも倒産した保険会社がありました。中には自己資本が多い保険会社の中には1000%を超える保険会社もありますので高ければ高いほど安心という意味です。
一般的にこのソルベンシーマージン比率が200%以上あれば安心とみられていますが、それでも倒産した保険会社がありました。中には自己資本が多い保険会社の中には1000%を超える保険会社もありますので高ければ高いほど安心という意味です。
②次に格付けというのがあります。格付けは、保険財務力や保険金支払い能力などをわかりやすくしたものです。
ちょうど11月15日に開かれるサミットで証券化商品の格付け方法の見直しも検討されていますが、今のところ最も財務力が高いのがトリプルA(AAA)で+、-を使って示しCCまであります。
スタンダートプアーズやムーディーズジャパン、日本格付研究所、格付投資情報センターなどの格付け機関のサイトで確認できます。 http://lify.jp/contents/insurance_study/s11.php
ちょうど11月15日に開かれるサミットで証券化商品の格付け方法の見直しも検討されていますが、今のところ最も財務力が高いのがトリプルA(AAA)で+、-を使って示しCCまであります。
スタンダートプアーズやムーディーズジャパン、日本格付研究所、格付投資情報センターなどの格付け機関のサイトで確認できます。 http://lify.jp/contents/insurance_study/s11.php
③次にホームページなどから財務状況を見ることができます。特に資本金、資産がどれくらいあるかを図る総資産、契約金額はどれくらいあるのか、収益になる保有契約高、そして保険商品の人気があるかどうか信頼度の増加率をチェックしてください。
たとえば2008年4-6月期決算では12社のうち11社で保有契約高が減少、大手で140兆円前後が目安。
たとえば2008年4-6月期決算では12社のうち11社で保有契約高が減少、大手で140兆円前後が目安。
まとめ:解約・変更する前に財務を調べよう!
次回は万が一破たんした場合についてお伝えします。