最近、また近くにマンションを購入したいと、探した物件は数50件。ところが最近は都市部では上昇している物件も多いためか、売りに出すオーナーが少なく、不動産会社も強気の姿勢です。
 教訓 その1)女性ひとりではいかないこと!
 「一人で住むの?結婚しているの?」こんな失礼な質問だけならまだしも、「マンションを一番目に買う権利を得るために申し込みを入れましょう。そして、明日、売買契約書を結び、マンション価格の1割を払って下さい。売買契約書は、ローンの審査が落ちたら返金されますから安心です」。こんなふうに、何も知らないのだろうと、なめられます。
 でも、ちょっと待って! 忘れてはいけないのは、自分の意思で、やっぱり買わない=放棄した場合、この1割(4000万円の物件なら400万円)が戻ってこないのです。一回だけ、それも5分しかマンションの中を見てないのに、不安に思っている私をよそに「明日から週末になり、ほかの人が殺到します。早くしないととられますよ」と営業マンは追い討ちをかけてくるばかりです。
 教訓 その2)登記簿は早めにもらう!
 「ちょっと。このマンションの図面だけでなくて登記簿をください。売買契約の前に確認したいから」
 そう申し出ても、たいていの不動産会社の人は、「登記簿は売買契約書にサインするときに渡しますから」というところが多いのです。これでは登記簿をみてマンションの構造などに問題があっても専門家に確認してもらう前にサインするはめになります。
 教訓 その3)銀行は不動産会社に任せないこと!
 そんなことを避けるために、銀行は必ず自分で選ぶことです。大手では売買契約の際に、不動産会社の系列の銀行の担当者が同席し、同時にローン審査の申し込みをさせるこあります。マンションの価値や問題がないかどうか、それは、自分が長年、使っている銀行、近くの信用金庫などのほうが自分のために親身になってよく調べてくれます。
 そのほか(1)買うマンションの地域の相場と比較、(2)賃貸の場合の値段とローン返済の期間は適切化、(3)賃貸するなら、駅から徒歩10分以内でスーパーなど買い物の利便性がいい、(4)南東でベランダから見える建物は立て替えられた場合、何階まで立つのか、将来日陰にならないか、など調べましょう。マンション購入者は最低でも半年から1年はかけて50件の物件は内見しています。
 何より同行してくれる男性と、信頼できる不動産会社を選ぶことが大事ですね。