私の行くところに事件あり

私の行くところに事件あり
 今まで私がフライトを終え帰国し、次の日になると、そのフライトした国で、世界を揺るがすような、トップニュースになるほどの大事件が起こることがたびたびありました。インドネシアの暴動、韓国、カンボジアなど……。
 2001年の9.11同時多発テロが起こる3か月前の6月にはニューヨークにいました。昼間なら女性一人でも歩ける街になったとはいえ、それでもセントラル駅近くの裏通りは物騒でスリ
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BRICsの次はベトナム?

BRICsの次はベトナム?
 ベトナム人は勤勉で誠実で日本人に似ている性格だと、親しみをもっている人が多いようです。日本からベトナム旅行者も増加しています。ホーチミン市はパリのようにネオンがきれいで食べ物もおいしくて過ごしやすい街でした。
 今、ベトナム人気への投資過熱が高まっているようです。2005年、日本からベトナムへの投資は過去最高を記録した。その理由の一つに、2005年の春に起きた中国での反日デモ
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次の総理大臣に期待

次の総理大臣に期待
少子化対策はシンガポールを見習え!
 私がシンガポールに住んでいたとき、驚いたことが2 つあります。
 1.女性のほうが昇進が早いこと
 2.子どもは両親にあずけ、週末しか子どもと会わない人がいること
 話を聞いてみると、1.は当然のことでした。男性は2年間の徴兵制度があります。会社にもどってみると、自分よりも同期の女性が上司になっていることも多々あるのです。
 2 .は、シンガポールも日本と同様に少子
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王子製紙も注目する中国紙市場

 王子製紙も注目する中国紙市場
中国のトイレって本当にドアがないの?
 こんな質問は数年前からあまり聞かなくなりました。私もドアのないトイレで実際に用を足す体験をしてみましたが、ちっとも恥ずかしくなかったですよ(笑)。お尻を後ろにしてしゃがんでいるため、向かい側には、私と同じかっこうをしている別の人の頭しか見えないのですから。
 最近のトイレ事情はもっと面白いです。急増した洋式のトイレに座るのが嫌なようで、本
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ちょい不良(ワル)? なイタリア人親父

ちょい不良(ワル)? なイタリア人親父
失恋したらイタリアへ行って気持ちをリセット
失恋したらイタリアへ行って気持ちをリセット
 最近イタリアでは、水中マッサージや泥エステ、サウナ、針きゅう、指圧などがある、水着で入る温泉が流行しているそうです。
 でも私の一番のおすすめは「失恋したときこそイタリアへ行け!」です。
 映画「ローマの休日」の舞台になったスペイン広場は、通称・日本人広場といわれているほど、日本人の観光
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イギリスの年金改革

イギリスの年金改革
いつも私を優しく救ってくれたのはイギリス人でした
 私にとってイギリス人の男性はいつも神様のような存在でした。なぜか、いつもピンチのときに現れるのがイギリス人だったのです。例えば豪州のホームステイ先の家族とけんかして家出したとき、助けてくれたのがイギリス人でした。また、初めてのOL生活で失恋したあげく、クビになって落ち込んでいるときに「君はフライトアテンダントに向いているよ」と、英語
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2007年問題団塊の世代は金持ち?

2007年問題団塊の世代は金持ち?
 私の周りの団塊の世代のオヤジたちが定年をむかえます。
 私の父親の世代の昭和22年から昭和24年に生まれた団塊の世代、約700万人が段階的に定年をむかえます。ちょうど数年前にこのデーターを調べたときには1000万人近くでした。つまり少なくなった分だけ、残念ながら死亡してしまったということになります。
 子どもを生まなくなった2000年から2002年は、同じ2年間だというの
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原油高はどこまでつづくか?

原油高はどこまでつづくか?
 「トイレットロールをいったい1 回で何メートル使うのよ!」
 目じりをつり上げてトイレの前で待ち伏せされたのは初めての体験で、まだ18歳だった私は、恥ずかしくて家出したくなりました。オーストラリアの物価は日本の7割程度です。それなのに紙の値段だけは非常に高く、トイレットロールは日本の3倍近く、ノートは1 冊300円から500円もします。
 あれから数年(?)、もうすぐ卒業するブリスベ
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モナリザのナゾの値段

モナリザのナゾの値段
 パリの第一印象は神秘的な興奮と現実の狭間にあるような、なんともいえない感覚だったのを覚えています。
 歴史的な建物のブランドショップの本店に出かけてみても、行列を作って待っている日本人の観光客とは対照的に、入ってくる現地のお客さんはお洒落とは無縁の黒のタイツと現地では安い本革の革ジャンにサンダル姿の人ばかり。電車の中で見かけた若い女性も、パンツや靴の裾の糸がほつれているものを履いて
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オーストラリアはバブル!

オーストラリアはバブル
 私は18歳のときにオーストラリアに留学し、今は日本を拠点にしながらオーストラリアの大学院でMBA(経営修士)の取得をめざしています。
 日本人の学生は500人ほどで、そのうち女性は私を含め、たった10人ほど。最初は変な生き物でも見るかのように物珍しそうにみられていました(^^)。それでもそんな戦友たちに背中を押されながら、あと財務の試験に合格すれば修士を取得し、卒業できることにな
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これからはBRICs

これからはBRICs
 まさに人種の坩堝ともいえる世界14カ国の人と働いていたとき、その国の経済の成長が、その人の勢いに比例していると感じたことが多々ありました。
 香港に在住中、ちょうど経済が成長しているときでした。「海外に留学したいとか」「株を買いたい」とか一人一人のパワーにも勢いがありました。そして1997年、中国に返還されると同時にその勢いは中国に移ってしまったのです。私も1995年、中国で建設ラ
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シンガポールは年金のお手本

 
シンガポールは年金のお手本
 「正義感がありプライドが高い、平均が大好き」
 香港でクルーをやめてから中国に留学、その後シンガポールに渡ったときのシンガポール人の印象です。
 例えば電車の中で痴漢らしい変な男性が近ってきたとき、シンガポール人の男性は私に席を代わってくれただけでなくその変態に文句を言い出し喧嘩しだしたのです。日本では見て見ぬふりをする人が多い中、多くのシンガポール人は正義感と勇気であふれている
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金銭感覚は女の命

「金銭感覚は女の命」
 国際線のフライトアテンダントとして、世界15カ国の客室乗務員とともに香港を基点に世界中をフライトすることになった私は、20代前半でありがたさも解かることなく5ツ星ホテルに宿泊しながら世界中の料理を食べ歩いていました。
 フライト先では、ホテルにチェックインすると同時にフロント係の人から封筒に入った現金をもらいます。その現金は現地の貨幣、フライト手当てとしてです。
 日当はフライト先に
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マネー感覚が身につけばビジネスもうまくいく!

「マネー感覚が身につけばビジネスもうまくいく!」
 「おカネの本ばかり出版して、もう人間は信じられないって思っているのでしょ?」とよく聞かれます。「こんなマネーの仕事にばかり関わっていると男がひくよ!」とアドバイスされました。
 「え?24時間おカネのことばかり考えているわけじゃない。最低限のことしか考えてないよ」と答えたものの、事実、よく考えてみるとこういった類の本を出すとあっという間に私の周りの男性た
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