多額の死亡保険に加入した親、3つの保険に加入している私 ZARDの坂井泉水さん(40歳)が子宮頸ガンで入院中に亡くなられました。子宮ガンにはこの子宮頸ガンと子宮体ガンがあり、週刊誌などではこの病気を経験された女優さんやタレントさんが悲惨な闘病記などを載せておられますね。まあ、私が子宮ガンになったところで誰も騒いではくれないでしょうが、その大変さを読んだり聞いたりしますと、この病気にだけはなりたくないと思い、必要以上に定期検診を受けています。 坂井さんのこ… 続きを読む
デート代、洋服代は自分で払ったことがない私 つい数年前まで私はデート代はもちろん、洋服やバックなど、下着以外の身につけるものは自分で買ったことがありませんでした。というか、それが当たり前と思っていたのです。 だから「これいくらだったの?」と知人の女性に聞かれても素直に「買ってもらったから覚えていない」とまったくいやみじゃなく答えていました。それはフライトアテンダントなどで香港やシンガポールでの生活が長かったからです。そうそう、いいわけですがも… 続きを読む
「お金について考えることは恥ずかしくない」 「お金について考えることは恥ずかしくない」そう思わせてくれた香港での経験。 フライトアテンダントだった20 代のときに暮らしていた香港は、24 時間お金の話をしているところ。日本と違って、お金のことを話すのは下品ではないんです。当時同居していたシンガポール人の先輩が株投資をしていたり、知人の日本人駐在員が香港や中国の株で儲けたりとか、私のまわりには投資について真剣に取り組んでいるいる人ばかり。その人たち… 続きを読む
私の行くところに事件あり 私の行くところに事件あり 今まで私がフライトを終え帰国し、次の日になると、そのフライトした国で、世界を揺るがすような、トップニュースになるほどの大事件が起こることがたびたびありました。インドネシアの暴動、韓国、カンボジアなど……。 2001年の9.11同時多発テロが起こる3か月前の6月にはニューヨークにいました。昼間なら女性一人でも歩ける街になったとはいえ、それでもセントラル駅近くの裏通りは物騒でスリ… 続きを読む
BRICsの次はベトナム? BRICsの次はベトナム? ベトナム人は勤勉で誠実で日本人に似ている性格だと、親しみをもっている人が多いようです。日本からベトナム旅行者も増加しています。ホーチミン市はパリのようにネオンがきれいで食べ物もおいしくて過ごしやすい街でした。 今、ベトナム人気への投資過熱が高まっているようです。2005年、日本からベトナムへの投資は過去最高を記録した。その理由の一つに、2005年の春に起きた中国での反日デモ… 続きを読む
次の総理大臣に期待 次の総理大臣に期待 少子化対策はシンガポールを見習え! 私がシンガポールに住んでいたとき、驚いたことが2 つあります。 1.女性のほうが昇進が早いこと 2.子どもは両親にあずけ、週末しか子どもと会わない人がいること 話を聞いてみると、1.は当然のことでした。男性は2年間の徴兵制度があります。会社にもどってみると、自分よりも同期の女性が上司になっていることも多々あるのです。 2 .は、シンガポールも日本と同様に少子… 続きを読む
王子製紙も注目する中国紙市場 王子製紙も注目する中国紙市場 中国のトイレって本当にドアがないの? こんな質問は数年前からあまり聞かなくなりました。私もドアのないトイレで実際に用を足す体験をしてみましたが、ちっとも恥ずかしくなかったですよ(笑)。お尻を後ろにしてしゃがんでいるため、向かい側には、私と同じかっこうをしている別の人の頭しか見えないのですから。 最近のトイレ事情はもっと面白いです。急増した洋式のトイレに座るのが嫌なようで、本… 続きを読む
ちょい不良(ワル)? なイタリア人親父 ちょい不良(ワル)? なイタリア人親父 失恋したらイタリアへ行って気持ちをリセット 失恋したらイタリアへ行って気持ちをリセット 最近イタリアでは、水中マッサージや泥エステ、サウナ、針きゅう、指圧などがある、水着で入る温泉が流行しているそうです。 でも私の一番のおすすめは「失恋したときこそイタリアへ行け!」です。 映画「ローマの休日」の舞台になったスペイン広場は、通称・日本人広場といわれているほど、日本人の観光… 続きを読む
イギリスの年金改革 イギリスの年金改革 いつも私を優しく救ってくれたのはイギリス人でした 私にとってイギリス人の男性はいつも神様のような存在でした。なぜか、いつもピンチのときに現れるのがイギリス人だったのです。例えば豪州のホームステイ先の家族とけんかして家出したとき、助けてくれたのがイギリス人でした。また、初めてのOL生活で失恋したあげく、クビになって落ち込んでいるときに「君はフライトアテンダントに向いているよ」と、英語… 続きを読む
2007年問題団塊の世代は金持ち? 2007年問題団塊の世代は金持ち? 私の周りの団塊の世代のオヤジたちが定年をむかえます。 私の父親の世代の昭和22年から昭和24年に生まれた団塊の世代、約700万人が段階的に定年をむかえます。ちょうど数年前にこのデーターを調べたときには1000万人近くでした。つまり少なくなった分だけ、残念ながら死亡してしまったということになります。 子どもを生まなくなった2000年から2002年は、同じ2年間だというの… 続きを読む
原油高はどこまでつづくか? 原油高はどこまでつづくか? 「トイレットロールをいったい1 回で何メートル使うのよ!」 目じりをつり上げてトイレの前で待ち伏せされたのは初めての体験で、まだ18歳だった私は、恥ずかしくて家出したくなりました。オーストラリアの物価は日本の7割程度です。それなのに紙の値段だけは非常に高く、トイレットロールは日本の3倍近く、ノートは1 冊300円から500円もします。 あれから数年(?)、もうすぐ卒業するブリスベ… 続きを読む
モナリザのナゾの値段 モナリザのナゾの値段 パリの第一印象は神秘的な興奮と現実の狭間にあるような、なんともいえない感覚だったのを覚えています。 歴史的な建物のブランドショップの本店に出かけてみても、行列を作って待っている日本人の観光客とは対照的に、入ってくる現地のお客さんはお洒落とは無縁の黒のタイツと現地では安い本革の革ジャンにサンダル姿の人ばかり。電車の中で見かけた若い女性も、パンツや靴の裾の糸がほつれているものを履いて… 続きを読む
オーストラリアはバブル! オーストラリアはバブル 私は18歳のときにオーストラリアに留学し、今は日本を拠点にしながらオーストラリアの大学院でMBA(経営修士)の取得をめざしています。 日本人の学生は500人ほどで、そのうち女性は私を含め、たった10人ほど。最初は変な生き物でも見るかのように物珍しそうにみられていました(^^)。それでもそんな戦友たちに背中を押されながら、あと財務の試験に合格すれば修士を取得し、卒業できることにな… 続きを読む
これからはBRICs これからはBRICs まさに人種の坩堝ともいえる世界14カ国の人と働いていたとき、その国の経済の成長が、その人の勢いに比例していると感じたことが多々ありました。 香港に在住中、ちょうど経済が成長しているときでした。「海外に留学したいとか」「株を買いたい」とか一人一人のパワーにも勢いがありました。そして1997年、中国に返還されると同時にその勢いは中国に移ってしまったのです。私も1995年、中国で建設ラ… 続きを読む
転職して人生リセットしたい 月収が2分の1に減っても地元の中小企業なら大事にしてくれる 「退職後は地元で働きたい。東京まで通う通勤ラッシュの時間はなるべくゆっくりしたい」 というのは、2時間かけて東京の大手総合メーカーC会社まで通っている山田正二さん(56歳)。 私が取材した100人のサラリーマンのうち、「定年後は地元で働きたい」という希望者は6割強もいた。特に千葉県や神奈川県の出身の人は、埼玉県やその他の地域よりも地元で働きたい… 続きを読む
退職金は貯金 貯金は800万円、退職金はすべて貯金する 「金利が上がるから退職金はすべて貯金するよ」 すでに定年の準備をしていると、眉間にシワを寄せながら答えたのは田中亮介さん(55歳)。 「S信用金庫でシニア定期預金に預ければ金利が1%優遇される(100万円まで)。100万円以上になると優遇率は0.2%になるから、信用金庫と他の銀行と5行にも分けて貯金する」 感心するほど細かく各銀行のことを調べている。 そういえばこの… 続きを読む
シンガポールは年金のお手本 シンガポールは年金のお手本 「正義感がありプライドが高い、平均が大好き」 香港でクルーをやめてから中国に留学、その後シンガポールに渡ったときのシンガポール人の印象です。 例えば電車の中で痴漢らしい変な男性が近ってきたとき、シンガポール人の男性は私に席を代わってくれただけでなくその変態に文句を言い出し喧嘩しだしたのです。日本では見て見ぬふりをする人が多い中、多くのシンガポール人は正義感と勇気であふれている… 続きを読む
50代前半が有利な再就職 50歳前半と後半は大きな年収の差 「50代前半と後半の再就職はまったく違う。後半になると年収は半分になる。仕事に対する考え方や意気込みもまったく違うよ」 大手人材派遣会社によると、同じ再就職をするにしても50代前半の平均年収は約400万円から600万円、後半にさしかかると約300万円から500万円に減るという。 50代前半はまだやる気マンマンだけどもう60代が近くなると責任のある仕事はしたくない。楽しみ… 続きを読む
金銭感覚は女の命 「金銭感覚は女の命」」 国際線のフライトアテンダントとして、世界15カ国の客室乗務員とともに香港を基点に世界中をフライトすることになった私は、20代前半でありがたさも解かることなく5ツ星ホテルに宿泊しながら世界中の料理を食べ歩いていました。 フライト先では、ホテルにチェックインすると同時にフロント係の人から封筒に入った現金をもらいます。その現金は現地の貨幣、フライト手当てとしてです。 日当はフライト先に… 続きを読む
バリアフリー改築 寝たきり母親のために家を改築 「同居している母親が寝たきりになって仕事を変えて、家も改築した」 起業家育成の非営利団体に勤務する60歳の山岡健さん。 55歳のときに大手メーカーの総務部からこの会社に転職した。 年収は現在680万円、前の会社にくらべれば200万円近く下がった。それでも残業はないし時間的に余裕ができたから、母親の面倒をみるにはちょうどいいという。 妻は昔から働いていて、子どもが3人もいたため、… 続きを読む
自由になるのは ◆自由になるのは サラリーマンの小遣いの使い道はどうなっているのだろうか。2年間かけてサラリーマン(既婚)を中心に100人を取材した生活経済ジャーナリストの柏木理佳さんから話を聞いた。 昨年夏に「男の小遣い帳」(東邦出版)を出版した柏木さんによると、小遣いの平均額は3万円から4万円台前半。使い道は「昼食代など『必需品』に使われることが多く、自由になるのは本当に限られた金額でした」と言う。 サラリーマンの… 続きを読む
人間が嫌い 技術者の大塚さんの苦労 人間が苦手 技術者の苦労 「『地元のハローワークにいったら3ヶ月から6ヶ月の間に仕事が決まらない人はずっと仕事にありつけないですよ。もっと違う職種でも探しませんか?』と、いわれた」 3ヶ月前にIパソコンメーカーを退職したばかりの身長170センチ痩せ型の大塚健さん(52歳)が、重い口を開いた。 「もっと簡単に仕事がみつかると思っていた。」 ソフト開発に携わっていたのが30代、技術系の管理職になったのが40代… 続きを読む
マネー感覚が身につけばビジネスもうまくいく! 「マネー感覚が身につけばビジネスもうまくいく!」 「おカネの本ばかり出版して、もう人間は信じられないって思っているのでしょ?」とよく聞かれます。「こんなマネーの仕事にばかり関わっていると男がひくよ!」とアドバイスされました。 「え?24時間おカネのことばかり考えているわけじゃない。最低限のことしか考えてないよ」と答えたものの、事実、よく考えてみるとこういった類の本を出すとあっという間に私の周りの男性た… 続きを読む
もうすぐ倒産するかも 山本さん 中小企業の負け組みは進む。 「うちの産業はこれからますます倒産が増えるよ」 中小企業のK建設会社に勤務している山本充さん(51歳)は、ショックを隠せずに話してくれた。 中小企業にはますます厳しい時代になるという。 「あれ以来、今、建設中の建物の構造を変更せざるを得なくなった。新しい建物に図面を変えてやり直す。だけどそれには新たな資金がいるんだ。中小企業だから資金が集まらない。だから建設が進まない」 そういえ… 続きを読む
50歳から資格も子作りも頑張る矢野さん 50歳でも諦めずに資格取得で給料アップに S不動産会社で営業歴10年、50歳を迎えたばかりの矢野哲也さんの昨年の年収は1000万円を超えた。 「姉歯のマンション偽造問題でいったんは売買が減ったものの、最近はほとんど影響はない」 このところマンションだけでなく土地の資産の価値がある一軒家を買う人も増えたと話す。 「僕の勤めている会社は、独立系の不動産会社で立地条件のいい駅前だからこそ業績が伸びたんだ。僕の給… 続きを読む
マクドナルド並みの自給で節約 マクドナルドの時給並み 今年60歳を迎えた大田浩一郎さんは、老齢基礎年金は65歳からもらうことに決めた。 Y乳業の関連会社に勤務していた大田さんは、そのまま会社に残って働くことにした。会社から給料ももらえるから、65歳まではお金には困らないと安心していたのだ。 ところが実際の給料は、これまでの月収の約3分近くの1のたった15万円に減少した。 「少しでも現役として働いたほうがいいと思っていたが、15万円にま… 続きを読む
住民税など税制改革が小遣いに悪影響? 住民税が10%一律になると小遣いに悪影響 景気が回復した影響で企業にもややゆとりがでてきたようだ。 「昨年から今まで横ばいだった俺の年収も少しアップした」 一昨年前に比べ年収が20万円も上がったと喜んでいるのは、銀座の料亭に勤務している竹下峰雄さん(45歳)。 嬉しさのあまり調子にのって奥さんに小遣いアップの交渉してみた。 「3万2000円の小遣いは少なすぎるよ。年収が650万円になったんだから、小遣いもア… 続きを読む
退職金で再婚? 退職金の使い道は再婚生活? 「退職金が2500万円もらえるから、これで俺と結婚しない? 女房とは離婚しようと思っているんだ」 冗談か本気かしらないが、54歳のS銀行系のコンサルタント会社をもうすぐ退職する身長168センチ小腹の出た白髪混じりの両角謙二さんがそう私にいった。 ローンを全て払い終わったマンションを女房にあげるのだと胸を張って言い切る。 「マンション偽造問題があってから、これから俺のマンション価… 続きを読む
タイに永住 舞台俳優が夢 海外滞在の夢 「今まで働きづめだったから、海外でゆっくりしたい」 62歳の斉藤勝彦さんは定年を迎えても、編集プロダクションの会社に残った。 アルバイト待遇だけど「腰が低くて使いやすいし仕事ができるから」と10歳以上も年下の部長に頼りにされている。 「仕事の出来ない40歳の社員のクビを切ったため僕に3倍の仕事が回ってきたんだよ。おかげで給料は3分の1に減ったのに、仕事は前より忙しくなって深夜帰りだよ」 年収7… 続きを読む
酒税 月に1回のアルバイトのみ 「あ~あ。明日も暇だ」 Tホテルに勤務していた61歳の林さんの声は憂鬱だ。 定年後の生活の準備を早めに整えておけばよかったとため息をつく。想像以上に退屈なのだそうだ。 「少しだけゆっくりするつもりだっただけ。部長はまだ雇売っていってたから信用して安心しきっていた」 図書館で一日中過ごすことも多くなった林さんは、部長の言葉にだまされたという。 「前の会社から与えられた仕事は、毎月1回出… 続きを読む
置いてけぼりお父さん おいてけぼりのお父さん 「どうやら俺は亭主関白だと思っていたのは、僕だけだったみたい」 とブツブツいい始めたのは、大手量販店に勤務する吉岡宅さん58歳。 「妻は来年から娘のイギリス留学にくっついていくって行くっていうんだよ。俺はどうするんだ。もうすぐ年で定年だというのに!」 寂しさとくやしさと混じった顔で訴えられても・・迷惑な顔している私をよそに続けた。 「イギリスに行く娘をうらやましいと言いながら、妻も英… 続きを読む
退職金なしで熟年離婚もできない 退職金なしで熟年離婚もできない 「うちは、完全な家庭内離婚 なんだよ。毎日、家に帰っても部屋にこもって一人でラジオ聴いて過ごしている。夫婦の会話もほとんどない。だけどカネがないから離婚も出来ないんだよ」 と、悲しそうにもらすのは、Y運輸会社に勤務している54歳の中川一郎さん。 「熟年離婚が出来る人はうらやましい。中小企業のサラリーマンだから退職金もない。みすぼらしいもんよ」 じゃあ、「仲良くすればいいのに… 続きを読む
タバコ中毒の稲田さん タバコ中毒の稲田さん アパレル業界に25年、どっぽりつかった稲田正さんは、今年で51歳。 自分で経営していた小さなブティックを閉めることになり、輸入品を販売している、今のI商社に入社した。 会社の女子社員と結婚してから子どもができて一時タバコはやめたものの、最近また一日に3箱もタバコを吸うようになった。 「1本あたり1円増税されれば、年間3万円近くも出費が増えることになるよ」 と、嘆く。 その代わり、児童手当… 続きを読む
痴呆症のために働く宮田さん 痴呆症の母親のために働く宮田さん 「俺は小さいときから片親で、母親を田舎から千葉に呼び寄せたんだ」 自分のマンションに母親と同居することになったものの、近所に友達もいない暮らしは母には辛かったようだ。 「まさか、あの母が痴呆症になるとは思ってなかった」 高校卒業して上京しK飲料の製造部に勤務した宮田健二さん(58歳)は、現在千葉支社で働いている。 「妹が結婚して東京に出てきてからずっと母親のことは気になって… 続きを読む
退職金のためだけ田原さんランチ代2000円グルメ男 退職金のためだけに会社に残る 「江上剛の『円満退社』の主人公のように、なさけないけど俺も退職金をもらうためだけに我慢して会社に残っているんだよ」 我慢してといわれても・・会社がアナタに我慢しているのでは? そんな私の気持ちをよそに、中堅の建設会社に勤務している58歳の田原正さんは、続ける。 「今年の部長クラスの退職金は1200万円だったけど、来年からは退職金はだいぶ減るらしい。俺は部長じゃないからもっと低… 続きを読む
税金に困る里原さん 退職金を資本金に。退職金の税金も払えない? 60歳の定年を待たずに退社した里原茂さん(59歳)は、3年前までN総合研究所に勤務していた。 自分よりも5歳も年下の人が上司になったことで、『もう自分の存在はないものと同然』、虚しくなって会社に通勤するのが苦痛になった。 「退職金は2000万円もらえたが、そのまま会社設立の資本金として登録してしまった。税金が差し引かれることも計算してなかった。自宅のローンも払… 続きを読む
退職金は貯金 ネットバンキングで節約 退職金を貯金、ネットバンキングの橋田さん M外資系の広告代理店を去年退職したばかりの橋田光夫さん(61歳)は、今は自分で会社を経営している。 困ったことは、会社のゴールドのクレジットカードが使えなくなったこと。見栄をはれなくなった。年間費無料のVISAカードを始めて自分で作ったという。 「定年後は当然のことだが会社の名刺も使えなくなった。未だに引き続きつきあってくれる人はほんの数人だけど、そのコネクショ… 続きを読む
娘の結婚費用を出す親バカ山下さんお小遣い少なくても娘のために我慢する山下さん 子どもの結婚費用 「先日、娘の結婚式でね。新居の引越なんかも含めて200万円も出してあげたよ」 甘すぎる親。私が結婚式あげても親は出してくれないですよ、と非難しようとしてもムダだった。 「娘はまだ24歳なんだ。貯金なんかあるわけない」と、言い放つ完全な親バカだ。 K飲料メーカー勤務の部長、山下武雄さん(53歳)は、バブル時代に夜遅くまで仕事ばかりしていたから、子どもが小さい時に面倒見て上げられなかったそう… 続きを読む
外貨建てしても金運なしの塚田さん 節約好きな塚田さんのお小遣い張 金運がないと嘆く塚田さん外貨建て運用も失敗 「バブル時代は毎月のように海外旅行に行って浪費しすぎたなあ。無駄遣いやめていれば1000万円くらい貯金できたかもなあ。今さら後悔しても金は戻ってこないしなあ。」 外資系のパソコンメーカーI社の営業課に勤務する55歳の塚田さんは、スキーやゴルフにとトレンディ好き。 「外資系だから年俸制で給料は比較的高いんだよ。だけど、その代わり退職金が低いんだよね。ここ数年は、… 続きを読む
2007年離婚問題の伊藤さん 飲んべえ伊藤さんのこづかい帳 2007年 離婚は増加する 日本の離婚率は欧米より低い。 「妻は毎日のように『離婚してやる!』 なんていうけど、どうせそう簡単に離婚なんてできないんだよ。俺の収入で食べているんだし」 M銀行研究所のシンクタンクに勤務している伊藤洋二さん(58歳)は、こてんこてんの亭主関白で自信家である。 妻は、結婚後すぐに子どもができたため長いこと専業主婦だったが、最近になって近所の総合病院で時給1100円の事務のアルバ… 続きを読む
がんの菅原さん 生命保険編 アイスクリームコレクションの菅原さん 癌の菅原さん 癌保険編 「3年前に、胃癌と宣告された。人事部の課長に配属されたときから、胃が痛くなってね。昨日まで一緒に酒飲んでいた同期をリストラしなければならなかったんだ。リストラされる方もショックかもしれないけど、する方も嫌なんだよ」 K製造会社に35年間、勤務した菅原敏郎さん(58歳)は、2年前から転勤を希望、実家のある鹿児島支店の工場長になった。手術して胃を切ってから人生をゆっくりリセットした… 続きを読む
教育費 高齢者の武田さん リバースモーゲージ編 教育費 高齢者の武田さん リバースモーゲージ編 K旅行関連会社に勤務していた武田伸彦さん(62歳)は、54歳のときに退職し、長年の夢だった旅行代理店を経営し始めた。 転職組みだったため武田さんの退職金は500万円。すべて店の開店資金のため消えた。年収は現在350万円に激減。サラリーマン時代と比較すると2分の1以下になった。 一生かけて一生懸命貯金した1100万円は、インターナショナルスクールで寮生活をし… 続きを読む
マネー運用に目覚めた広中秀雄さん マネー運用に目覚めた広中秀雄さん M出版社の営業部に勤務する広中秀雄さん(51歳)は、年収1200万円。それでもいつもランチ代は割り勘、ご馳走してもらったことがない。 数年前、結婚し子どもが生まれたばかりだとかで、急に資産運用に興味を持ち始めたのだそうだ。 資産運用の内容は、株式投資が500万円。「このところの日経平均が上がっているため40万円ほど資産が増えた」と喜んでいる。 ところが負の資産も多い。頭金… 続きを読む
現役という言葉にしがみつく 現役という言葉にしがみつく Kフランチャイズ株式会社の平均勤続年数はたった10年。10年間勤務した場合の退職時にもらえる金額は約200万円。つまりこの会社の平均の退職金は、200万円ということになる。 「他の外食産業では、退職金を支払わない会社も多いようだから、800万円の退職金はマシなほうなのだろう。 というのは新卒から30年間、社員としてKフランチャイズ株式会社で働いている小林伸幸さん(52)。 外食… 続きを読む
老後の生活費のこと年金の間違ったかけかた野中さんの例 老後とは60歳まで? 「老後の生活費のことは考えているつもりだ」と、豪語するのはSメーカーの子会社に勤務する年収700万円、小太りの52歳の野中信之さん。90歳の母親の足が日増しに悪くなり老いていく姿を見ているから、ちゃんと老後のことは考えているという。 「毎月2万円ずつ60歳まで払い続ける『拠出型企業年金保険』に加入しているから、60歳から毎月15万6000円ずつもらえるんだよ。今の生活費は毎月約3… 続きを読む
地震が恐いおやじ 地震が恐いおやじ 「地震は恐い。すべてを失う」と、1030万円をドブに捨てることになっても、わざわざ免震マンシンに買い替えたのは、放送関連会社の高田正さん(50歳)。 マンションには苦い思い出があるようだ。 「『自由な空間が欲しい』」と新妻にせがまれた35歳、いわれるがまま千葉市花見川区の築4年の2LDKマンション2290万円を購入した。それなのに、数ヵ月後、姑と喧嘩、妻は出て行った」 と、悲しそうに離婚… 続きを読む
退職金、副収入1500万円の水野さん 毎月100万円の副収入を 4年前に自宅を改造したローンが1億3000万円も残っているというのに、悲観な顔もしないで淡々と話すのは代理店勤務の水野達之さん(56歳・仮名)。 56歳は、はっきりいって若くない。それなのに1億3000万円もローンが残っている。驚いている私をよそに水野さんは続けた。 数年前に『成果主義』という言葉が流行りだしたときに、あ~、もうすぐ俺たちの世代は終わりだ。肩たたきのときがくるな… 続きを読む
退職金ゼロでもこずかい6万円は維持 退職金ゼロでもこづかい6万円はキープ 「もうあと2年で会社は辞めることになると思う」 と、ボソボソと話すのは、年収750万円の杉野敏孝さん、IFT会社に勤務する53歳。 「ITソフト開発会社は若い人を欲しがっていて活性化を図りたいんだよね。僕は窓際族だし、必要ないと全員から言われている気がする。通常定年は60歳だけど、僕はあと2年で55歳になる。会社からはそれを一つの区切りとみられているのがわかるよ」 会… 続きを読む
退職金でマンション購入 退職金でマンション購入 私の周りの50代~60代の男性は、いつも自信に満ち溢れている。私と同年代の頼りない最近の若い優柔不断な男性とは違う。 それでも一つだけ不安なことがあるという。それは、「定年」を迎え現役でなくなるということ。そして自由に使えるお金が少なくなるということだ。 武本電工の発電所研究員の川元義彦さん(55歳・仮名)の場合は、早期退職金の条件で退社を決意した。 「2年間の出向で今の会社に来て… 続きを読む
週刊ポスト コロナでお年玉をどう渡すか 週刊ポスト 2021年12月25日号 会えなくなった親戚の子供にお年玉をどう渡すか 銀行振込 電子マネー など https://news.yahoo.co.jp/articles/f06f3a1f879642c859383d095f64eca582252c92